2020年6月13日土曜日

Pirc Kholmov System


オンラインのBlitz(3+2)トーナメントで2400overに教わる機会を得た。
普段は対局を断られるレーティング差であっても、対局できるのはトーナメントならでは。

今振り返ると、c6-b5-a6 の構想があまりにもひどい。
ルークで中央を制圧されたあげく、13...c5 くらいしかないところに14.Bd5ではやることがない。
このvariationの白の方針はわかりやすい。ルークを中央に並べてロングキャスリングを目指しているので、クイーンサイドのポーンを伸ばすことを意識したい。さらに...Rxg7はあるところだし、ダブルポーンを作っても...Be6でビショップ交換を挑むことも必要。

2020年6月7日日曜日

rook ending

10+5で格上と。
ワンポーンアップの有利なエンドゲーム。K,R,Pの位置は申し分なし。


34... Kg6?!
ここでは34...Kg5で勝勢。35.Rxh7 Rxa2 で強力なパスポーンができる。

35. h4 h6 36. Rb5 f4 37. h5+ Kf6 38. Kf1 f3 39. Kg1 Rg2+ 40. Kf1 Rb2 41. Kg1 Ke7 42. Rb6 Rxa2



41... Ke7? 
41... Ke6! が正着で、Rをa5やb5のマス目から追いやることが狙い。
このエンドゲームの鍵はbポーンをパスポーンにして、それを維持すること。

42. Rb6 Rxa2 43. Rxh7?? b3

強力なパスポーンができたので黒勝ち。

2020年6月6日土曜日

チェス勉強法 (blunderの洗い出し)

自分のblunderの特徴を統計化/可視化することで、blunderを防止しようという試み

ゲーム後のself analysis/computer analysisにおいて、明確なblunderだと理解できたものについて下記の項目を記入する。エクセルなどでリストを作成するとまとめやすい。

・opening/middlegame/endgame
・what kind of piece
・in what kind of position
・offensive/defensive move
・why I played it
・how I evaluated the position
・why I did so
・best move I didn't find
・why it was best
(・second best move)
(・why)
・what I learned this time
・something else

このストックが溜まれば、そこから様々な課題を見つけられ、それを意識した研究ができる。

Japan Chess Championship 2020 Round 7

3.0/6.0pで最終日を迎えました。大会中の真鍋さんの棋譜を見ると、1.d4を指す緩急自在のプレイヤーという印象を受けました。目標の4.0pを目指し、激しいオープニングを選択します。 Manabe, H (JPN, 2039) - Tokuni, S (JPN, 1800) J...